講師としての心構え、行動原則をしっかり押さえたうえで、研修準備~終了後のフィードバックまで、進め方・テクニックのポイントを学びます。
昨今、研修の内製化 (職場内にて講師を育成し、社内研修を実施) が進んでおります。
大企業ともなりますと、研修等の人材育成にかける費用も多くなりますので、経費削減という大きなメリットが得られます。ただ、社内講師に変えたことにより、受講者からの社内研修に対する不満が大幅に増えてしまった・・・という声も少なくないようです。それには大きく2つの原因が考えられます。
1つは、研修内容による内部講師と外部講師の使い分けがうまくできていないこと。
そして、もう1つの理由としては、内部講師の育成が上手くできなかったことが挙げられます。
人に大きな影響を与える講師を育成する研修です。インストラクション研修には、“適したカリキュラムと講師”で実施されることを、強くおすすめいたします。
持っている知識を自分で活かすのと、人に教えるのは別
内部講師で研修を実施する際、誰が内部講師を務めるのか。もちろん、研修内容に特化した能力を持っている上級職の方が担当となるケースが多いでしょう。 ただ、いくらその方の、専門知識・能力が高くても、それを全てうまく伝えられるかといえば、そうではありません。 仕事の能力=教える能力ではないからです。 持っている知識を他の人のために100%活かすには、教える力、インストラクションスキルを身に付ける必要があります。
第一線で活躍中の講師が指導いたします
良い研修を実施するには、講師の能力がいちばんものをいうことは言うまでもありません。同じ研修を実施した場合でも、講師によって受講者の理解度も大きく変わります。 特に当研修につきましては、講師が講師を養成する研修です。そのため、講師としての能力はもちろんのこと、 「こんな講師を目指したい!」と思われるような理想の講師でなければなりません。
当研修は、過去の受講者アンケートから、【研修の理解度】【講師の評価】【テキストの評価】の3部門にて、トータルで高い評価をいただいている現在第一線で活躍中の講師が、指導にあたります。
講師としての心構えから、資料作成、研修進行に至るまで、“すぐに活用できるスキル” を中心に、 わかりやすく指導いたします。
※ テキストは、講師の特徴を最大限に活かすため、担当の講師が作成しております。
プログラム(一例) 2日間研修
時間 | 概要 |
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1日目 | 1.講師の基本マナー (1)視覚要素(身だしなみ・立ち振る舞い) (2)聴覚要素(声の表現)、言語要素(言葉) (3)話し方の基本チェックポイント 等
(1)人柄・能力・インストラクターシップ 等
(1)事前分析と準備 (2)講義(レクチャー)のしかた (3)相互コミュニケーションの取り方
(1)白板、ポインター、タイマー、パソコン、プロジェクター 等
(1)レジュメ、レッスンプラン(台本) (2)配布物(テキスト、ワークシート等) (3)掲示物(模造紙、パワーポイント等)
(1)様々な演習(実習)と進行のポイント (2)フィードバックのしかた (3)時間管理、会場の席配置 等 |
2日目 | 1.1日目の復習
午後のミニ講義へ向けて、自身の目標を具体的に設定します。
【演習】 実習体験 コミュニケーション実習等と実際に実施しながら、
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※ 個人でのスピーチ、発表を多く取り入れたプログラムとなっております。
※ 1日でも実施可能ですが、研修効果を考えると、2日間のプログラムがおすすめです。