OJT指導者研修

指導・育成担当者としての心構えや、具体的な指導法を実践的に学習します。また、ワークショップでは、即、実践できるコーチングスキルの習得も目指します。

研修日数1~2日間
適正人数15~25名

※ 研修日数や受講者数はご相談に応じます。

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OJTが自然に機能する時代は終わったのです! ―時代は意図的なOJTへ…

年功序列時代の組織では、新しく入社した社員には、先輩社員が指導するということが、当たり前のように行われていました。
「先輩に教えてもらったことは自分も同じように後輩にしてあげたい!」「会社のために役立ちたい!」
そんな気持ちが各社員に自然と芽生え、きれいな階層関係ができていました。しかし、平成時代に突入して四半世紀が経ち、状況は変わってきています。 外部への業務委託、中途社員・派遣社員の増加、長期にわたる採用の空白。こういった理由により、あの古き良きOJTができている組織は、急激に減少しております。 だからこそ、OJTが機能する環境を意図的につくってあげることが大切なのではないでしょうか。
OJTがきちんとできている組織は、歯車がかみ合うように、人間関係も仕事もうまくいくことが 多いのは、紛れもない事実です。

知っていることと、教えることは別

仕事ができる社員が、よい指導、教育担当者になれるわけではありません。OJT 研修では、どれだけ的確に、かつ効率的に業務内容を教えられることが鍵となります。さらに、“ゆとり教育世代”と呼ばれる新入社員の受け入れや、自分より年上の後輩に OJT をする場面など、「何をどう指導すればよいかわからない・・」といった戸惑いの声も少なくないようです。また、組織のコミュニケーションの希薄化からも、昨今の OJT 担当者は、さらなる悩みを抱えています。こんな時代だからこそ、教わる側の努力だけでなく、教える側の先輩社員・上司にも、教えるための知識とスキルが求められるのではないでしょうか。
そう、 OJT 研修は、新人を育成する以外にも、社員の人材育成にも役立ち、組織も元気になる一石二鳥の研修なのです!

一流講師の指導術! 御社の OJT のお悩み、お聞かせください

当社の OJT 研修は、長年にわたり、一貫して人材教育に携わっている講師が担当いたします。
これまでも、 OJT の時代の変化に対応し、様々な組織の OJT についての課題を、研修をとおして実感し、解決してきました。
当研修の担当公使は、豊富な知識・経験を生かし、限られた時間、受講者人数の中で柔軟に対応し、ご要望に合わせたプログラムを作成いたします。研修当日も、受講者の状況を見ながら、受講者に合わせた講義を実施いたします。

プログラム(一例) 1日研修

時間 概要
9:00~17:00

1.OJT指導の意義・必要性
(1) OJT は、誰にどんなメリットをもたらすか
(2)理想的な OJT リーダー10カ条を作るとしたら

2.いまどき新入社員の思考・行動傾向
(1)3年で3割辞める現実の背景にあるもの
(2)新人が定着する企業に学ぶこと

3.OJT 担当者に求められるコミュニケーション力
(1)ビジネスコミュニケーションを見直す( 話す・聴く・質問・確認・報連相 )
(2)ON / OFF の切り替え、効果的な誉め方・叱り方

4.基本的な OJT 指導の流れ ─ OJT に必要なマインド・スキル ─
1)知識の確認
  ① スキルや知識の一覧  ② 部下のレベル把握  ③ 課題の抽出・目標設定

5.自己のコミュニケーション能力を知る
(1)自身のコミュニケーションの特徴
(2)部下のタイプ別指導のポイント

6.コーチングによる OJT の実際
(1)「聴く」 (アクティブリスニング) の表現
(2)「ティーチング」 と 「コーチング」 の違い
(3)部下の指導でやってはいけないこと
(4)5分でわかるコーチングのツボ

7.フィードバックのトレーニング
(1)ほめる、注意する、叱る、モチベーションを上げる
(2)知識の確認
  ① 成果、成長を言葉にして認める  ② 自分の感情を伝える  ③「目標」 との差、ズレを伝える

8.まとめ

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。