コーチング研修

部下をその気にさせ、意欲的に動くように促すためのスキルを習得します。自分で考え、計画を立て、実行できる自律型社員の育成にもつながります。

研修日数1~2日間
適正人数10~20名

※ 研修日数や受講者数はご相談に応じます。

プログラム例はこちら

組織の継続的な成長と継続的な成果は、自ら考え、行動する自発的な社員がいかに育っているかにかかっています。コーチングは現状の課題を明確にし、質問することにより自ら考えさせる癖をつけ、行動へと促していきます。そのプロセスで、まさに、“人材が育成されるのです。
指示型コミュニケーション(指示・命令を待つ依存型社員)から質問型コミュニケーション(自ら考え行動する自発型社員)へ! コーチングを活用してみませんか。

リーダーは多様なコミュニケーションの課題に直面しています。

部下からうまく情報を引き出せない…
・こちらから聞かないと報告がない。
・問題を抱えていても、かなり深刻になってからでないと相談をしてこない。
・何を考えているかがよくわからず、小さな出来事から誤解が生まれる。

状況変化への対応がうまくできない…
・部下との価値観や常識のズレを埋めることができない。
・若い人は自己中心的である。
・無責任、無気力な部下に対応することができない。

言ったことが伝わらない…
・部下との意志の疎通が難しい。
・自分の関心事と部下の関心事が重なっていないため、話がうま<伝わらない。
・指示した内容が理解されないので、一部の結果しか出てこない。

コミュニケーション・スキルの必要性を感じる…
・部下のそれぞれの個性に対応できない。
・数字以外の部下の目標を設定できない。
・指示を出す時、ぶっきらぼうな命令口調になってしまう。

コーチングとフォロワーシップ

コーチングは、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。多くの場合、目標達成したり問題解決するための答えや能力は、その人自身が持っています。その答えや能力を引き出し、行動に変えていくのが、コーチです。
管理職社員がコーチングスキルを身につけ、上司・部下後輩の問題解決や目標達成に積極的にかかわることが、今、求められるフォロワーシップの形です。

コーチング研修のねらい

管理職社員のリーダーシップ・フォロワーシップ向上がチーム全体の動きを活性化します!

 
◆ 研修の目標
 1.リーダーとして、自分に向けられる役割期待を見据えた目標設定をする
 2.リーダーシップ強化のため、コミュニケーションスキルを学ぶ
 3.職場内の課題に率先して関わり、部下を指導しながら解決するスキルを身につける

◆ 期待できる効果
 1.チーム全体、目標達成に向けての取り組みが具体化します
 2.上司・部下後輩のフォロワーとして、仕事の守備範囲が広がります
 3.問題解決のスキルが向上します
 4.チームの生産性が向上します
 5.職場のコミュニケーション環境が改善されます

プログラム(一例) 1日研修

時間 概要
午前

1.オリエンテーションと講義 【アイスブレイク/講義】

2.仕事に向けるモチベーションの維持 【講義・グループディスカッション】
  ・ モチベーショングラフで振り返る「やる気」の源泉
  ・ 人は何によって動機付けられるか
  ・ モチベーション維持の最大の秘訣とは
  ・ リーダーとしての「後輩・部下への関わり方」

3.環境変化・私達に対する役割期待と求められる能力 【ディスカッション/発表】
  ・ 自律型人材の要件/組織と個人のとらえ方
  ・ 役割変換における意識変革、行動変革の重要性
  ・ 十字架のリーダーシップ/フォロワーシップ自己点検
  ・ 組織目標と自己目標の連鎖・目標の明確化
  ・ 時間のロスを省く ー効率的な仕事の進め方

4.コミュニケーション力向上の為に 【対話式講義】
  ・ 人的価値=能力×コミュニケーション力
  ・ 対人影響力強化の3ステップ
  ・ コミュニケーションの原理原則

午後

5.交流分析により自己認識を高める 【チェックシート・講義】
  ・ 各タイプのコミュニケーション強化ポイント
   CP⇒傾聴力 NP⇒プレゼン力 A⇒関係構築力 FC⇒基本マナー力 AC⇒質問力
  ・ 折衝のカギは自己理解と他者理解
  ・ 自他尊重のコミュニケーションとは

6.やる気と成果を引き出すコーチング 【講義・事例研究】
  ・ ゴールデンストロークとしての積極的傾聴(実習)
  ・ ほめ方/叱り方
  ・ 部下指導の自己点検と強み弱みの抽出

7.周囲の協力を得るコミュニケーションスキル 【対話式講義】
  ・ 合意に至る道筋 ~誰の行動が、どう影響するか
  ・「合意」の前提には「合和」が不可欠
  ・ 仕事の質は、コミュニケーション力で決まる
  ・ 上司/部下へのコンセンサスのとり方
  ・ 人間関係で仕事は動く

8.まとめ ~ヒューマンスキルが職場を活性化させる  【ポイント講義・目標設定】
  ・ リーダーとして、何を目指し、どう貢献するか
  ・ あなたが変われば、上司・部下が変わる
  ・ 明日からの行動目標

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。