業務遂行能力向上研修

限られた人材で、適切な行政の運営をすることが求められています。「自ら考え行動する職員」の育成をし、業務遂行力の強化を図ります。

研修日数1~2日間
適正人数20~30名

※ 研修日数や受講者数はご相談に応じます。

プログラム例はこちら

組織のスリム化を始めとした更なる効率化が叫ばれる中、自治体は限られた人材で適切に行政を運営する必要があります。そのためには、組織の生産性を高めることが不可欠であり、「自ら考え行動する職員」の育成が必要となります。
当研修では、課題解決力や業務改善力といったスキル以外にも、“モチベーションマネジメント”を学ぶことにより、高いモチベーションを維持しながら、円滑かつ効率的に実務を遂行できる資質を身に付けることを目指します。実務の中心的役割を担うであろう中堅職員に、特におすすめしたい内容です。

組織人としての意識を高める (組織や自身について明確にする)

グループ討議によって、組織や自身の状況を再確認します。グループ討議によって、各自の思いや考えを整理することができ、さらに視野を広げることが期待できます。また、講師によるフォロー講義で、『プロ意識(自立と自律、当事者意識と代表者意識)を持つこと』『自己研鑽すること』『自ら考え行動すること』などの重要性を確認します。

モチベーションマネジメントの方法を学ぶ

モチベーションアップに役立つストレスマネジメントに必要な知識や技法を学びます。対人コミュニケーションやストレスに対する基礎知識を確認し、より効果的なコミュニケー ションの取り方やストレス対処法を具体的に持ち帰ります。また、より積極的なメンタル タフネス(心の強度・耐性)向上に役立つ技法についても学びます。

問題解決に関する知識やスキルを習得する

◆ 業務の生産性・効率性を向上する問題解決力について学びます。

◆ 業務改善意識や課題意識をベースとした問題発見・課題形成・解決策決定などの考え方や技法について、
 『論理的な思考力』および『創造的な発想力』を中心に修得します。

当研修での目標

◆「普段何となくやっている ・ 一応知っている ・ どうすればいいのかよく分からない」といったことを
 『体系的な知識・明確なスキル』 として定着します。

◆ 具体的なテクニックを伝授(講義)→ 体験学習(演習)することによって、すぐに活用可能な状態へと導きます。

◆ 研修後に日常業務の中で活用し、かつ継続的に自己トレーニングする方法を具体的に提示し、
 
自発的な自己啓発意識を喚起します。

プログラム(一例) 2日間研修

時間 概要
1日目

1.組織人としての意識を高める 
   ・「組織内外から求められていること」の情報共有と整理
   ・ 組織人として押さえておきたいキーワード
    『プロ意識を持つこと』『自己研鑽すること』『自ら考え行動すること』等の重要性

 
2.モチベーションマネジメントを学ぶ (その1)

   ・ 対人コミュニケーションの基礎知識(コミュニケーションの定義)
   ・ 自己理解や他者理解に役立つ基本モデル
   ・ 対人関係に対する基本的な心構え

 
3.モチベーションマネジメントを学ぶ (その2) 

   ・ コミュニケーション活性化に役立つテクニック
   ・ ストレスの基礎知識
   ・ セルフケアの重要性と様々なリラクセーション法
   ・ メンタルタフネス(心の強度・耐性)向上のコツ

 
【演習】メンタルタフネス技法の体験

「セルフモニタリング」「リフレーミング」「セルフコーチング」をそれぞれ体験します。

 
4.問題解決力を高める

   ・“ 問題 ” とは何か
   ・“ 問題 ” の種類(「発生型」「設定型」「潜在型」と課題設定のしかた)
   ・ 問題意識の重要性(問題への取り組み姿勢)
   ・ 問題解決の基本手順と技法

2日目

【事例紹介】 様々な発想事例

自治体や企業などにおける発想事例をいくつかピックアップして紹介します。

 
【総合演習】 問題解決技法の練習1

小グループに分かれて1つの問題を例に取り上げて、講義で学んだ技法を用いて、
その問題の原因分析を行います。
分析結果はロジックツリー(why ツリー)として模造紙にまとめます。

 
【総合演習】 問題解決技法の練習2

午前中の原因分析の結果を踏まえて、解決策・改善案を講義で学んだ技法を用いて発想し、
リストアップします。

結果はロジックツリー (How ツリー)やチャートとして模造紙にまとめます。
最後に成果を全体発表し、フィードバックします。

 
◆ まとめ・振り返り

「研修の学び舎気づき」「今後の目標イメージや行動計画」をシートへ記入し、グループ内で発表します。

※ S.O.Cとは「Sense Of Coherence(首尾一貫感覚)」のことです

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。