コラム

「日々挑戦・日々感動」第2回 私の映画鑑賞

 

毎週1度は、インターネットで、東京と神奈川県の映画上映スケジュールを検索している。思わぬ作品の上映を見付けた時は、喜びが込み上げてくる。最近嬉しかったのは、ミユージカル作品《ミス・サイゴン》の上演を見つけたことだ。これは25周年記念として、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで行われた、特別公演の映画である。早速、ミユージカル好きの知人、何人かに情報として伝えた。

 

帝国劇場での舞台公演だと、チケットは10,000円以上もする。それを映画にしたものだと2,500円で観られる。素晴らしい内容で劇場に三回足を運んだ。
映画は映画館で観ることにしている。109シネマズ、TOHOシネマズの会員であるが、映画通ではない。本年度アカデミー賞の「作品賞」に輝いた《ムーン・ライト》も観たが、何故この作品が受賞したのか、私には理解できなかった。私の好みはヒューマンな感動出来る映画である。最近観たもので特によかったのは《ライオン》と《家族はつらいよ2》である。《家族はつらいよ》は前作品も素晴らしかった。

 

実は、今回のブログに「私の映画鑑賞」を選んだのは《君の名は。》について書きたかったからである。
興業収入約250億円という、空前の大ヒットを達成した《君の名は。》は、私も感動した一人である。ところが、私の知人の女性が、所属している集まりの会合に参加した時、一人の女性が「《君の名は。》を観たけど、さっぱり分らなかった」と言ったら「私も、私もよ!」と映画を観た全員が同調したという。その会は、60~70歳代の人達だが、好奇心は旺盛で《君の名は。》を多くの人が観ていたというから、そのことが頷ける。

 

私は、この話を聞いて尤もだと思った。この作品は、都会に住む男子高校生と、田舎に住む女子高校生が、時々入れ替わってしまうのである。どの場面が入れ替わっているのか、始めて観る人には、理解しづらいところがある。それに、時間が過去に遡ったりもするので、一層ややこしくなる。私は最初観た時は、理解出来ない部分もあり50点と評価した。でも映像の美しさ、登場人物の魅力、ストーリーの面白さに魅かれ、直ぐに2回目を観た。この作品は、場面の展開が早く、若い人でも予備知識が無かったら、理解出来ないだろうと思った。しかし、場面展開の見事さもこの作品の魅力であり、2人が入れ替わった場面の面白さ等にも魅かれて3回目を観た。そして文句なしの満点作品だと思った。

 

知人の女性が、私が3回観たことを友人の女性に話したら、「3回も観る人の気が知れない」と言わられたと教えてくれた。そこで《君の名は。》を観たという何人かに人(4人・全員年配)に直接感想を聞いてみた。何と全員から「分らなかった」「面白くなかった」との返事が返ってきた。空前の大ヒット作品である。いったい「感動した」という人は、どこの居るのだろうかと気になってインターネットを開いてみた。「業界激震!マガジンランキング」というページに、10代の男女を対象に「最近、映画館でみた映画に中で、つまらなかった映画」をアンケートしたところ、何と1位が《君の名は。》だったと紹介されていた。つまらないと感じた理由として「映像は本当にきれいだったが、ストーリーが散らかっていて、感情移入が出来なかった」と記されたていた。しかし「良かった映画」の1位も《君の名は。》だったそうである。

 

ほとんどの観客は、事前の準備もなく劇場に足を運ぶのである。映画監督や製作者側は、そのような人達にも理解出来るように、作品を作り上げるのが基本だと思う。しかし、内容が複雑でそれが無理な場合もあると思う。
私は、後で知ったのだが映画《君の名は。》は、事前に『小説 君の名は。』が文庫で出版されていたのである。早速買って(28版)読んでみた。この小説は、映画の台本のような内容で、観る人を想定して書かれたようだ。

 

私の周りには「わからなかった」「面白くなかった」という人達だけであったが、事前に『小説・君の名は。』を読んで、映画《君の名は。》を鑑賞した若者も大勢いたようだ。それらの若者は、小説にも、映画にも感動したであろうと思った。

 

話題になり大勢の人に読まれた小説は、映画化されることが多い。私も、映画化された小説で、興味のあるものは出来るだけ読みたいと思っている。そして映画は、小説を読んでから観ることにしている。事前に読んでおくと、内容の理解に役立つ上に、監督の工夫や苦労、また才能といったものまで見えてきて、映画への興味が一層深まるからである。

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